グラスウールを使わない理由
調湿効果が少なく、高温多湿の日本には向かない断熱材だから。

日本の住宅の寿命が短い原因の一つが、断熱材の施工不良による壁面内部の結露。
グラスウールは安価で施工しやすいのですが、水を吸収しやすく、調湿効果が少ないため、解体現場では、内部結露が原因で黒くカビたグラスウールをよく見かけます。
カビはダニの温床にもなり、健康面はもちろん、住宅の老朽化を早めてしまいます。
グラスウールの化学成分
グラスウールの原料となるガラス繊維が90%以上
フェノール樹脂系結合剤(バインダー)が10%以内
グラスウールのメリット
1. 安い
2. 施行が簡単
グラスウールのデメリット
1. グラスウールは水を吸収しやすく調湿効果が低い。
2. 壁内に結露が発生しグラスウールが結露(水敵)を吸収しやすい。
グラスウールに水分が含有する事によって湿度と温度などの条件によりカビが発生します。 そのカビを大好物とするのがダニです。ダニは (1)エサがあり、(2)高温多湿で、(3)隠れる場所があると繁殖をはじめます。 ダニが生活するために必要な条件は、カビです。カビが発生しやすい場所はダニにとっても絶好環境になっているといえます。 またカビとダニは大きく人体に悪影響及ぼし、さらに壁内のカビは建物の構造体を腐らせ、住宅の寿命を短くしてしまう恐れがあります。
3. 危険有害性
眼・皮膚などに触れたとき刺激を受けることがある。(ガラス繊維の粉じんが原因) 粉じん(ガラス繊維)を長期にわたり多量に吸入した場合、呼吸器への影響が生じる。
何を使うのか?
セルロースファイバーを使用します。(トリプル断熱工法)
※トリプル断熱工法とは?
内断熱(セルロースファイバー)+外断熱(ESPボード)+遮熱外壁を組み合わせた断熱工法をいう。
トリプル断熱の詳細については、こちらをご覧ください。

断熱材は調湿性能が高く、内部結露の可能性が極端に少ないセルロースファイバーしか使いません。
このセルロースファイバーとは、新聞を再生利用したもので、「断熱性、防音性、耐火性、調湿性、防虫性、耐久性、安全性」の全ての面でグラスウールをはじめとする他の断熱材より優れています。
平均寿命が約88年あるといわれているアメリカの住宅市場では、90%以上がこのセルロースファイバーを断熱材として使用しています。
このことからも、セルロースファイバーが断熱材として優れていることがわかって頂けると思います。
注:ただし、一口にセルロースファイバーといっても、何種類ものメーカーがあります。
私たちは、その中で、唯一、成分を全て公表し、最も厳しいといわれている米国消費者安全委員会や、米国材料試験協会、米国セルロース断熱構造者協会、及び米国連邦仕様書の安全基準を唯一全ての項目でクリアしているアメリカのInCidePC社のセルロースファイバーを使用しています。
それ以外の会社のセルロースファイバーは、この基準値を明確にしていません。
尚、日本製のセルロースファイバーについては、もちろん日本製の古新聞を使っていますが、アメリカ製の新聞はインクが大豆由来のもの(ソーイインク)を使っています。日本製の新聞は植物由来のものではない事が多く、また、主原料である古紙以外の成分の表示を求めても、明確に答えてくないという理由で使用しません。


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