クロスを使わない理由
透湿性が少なく、長持ちしないから。
現在、日本の住宅の大半はビニールクロスを、採用していると言われています。それほどの普及率を誇るのはなぜでしょう?答えは簡単です。とにかく施工が容易で、価格も安い、色・柄等の種類が豊富で、お客様も柄を選ぶ楽しさがあるからです。
しかし、私たちは、ビニールクロスは一切使いません。ビニールクロスは呼吸を妨げます。そして、木の良さを殺してしまいます。
何を使うのか?
スペイン漆喰または、無垢材を使用します。

漆喰は、室内と外気の状況に合わせて、水分の吸収や放出を繰り返し、室内の湿度バランスを保つことができます。そのため、雨の日でもサラサラの室内を実現します。また、軽石のような構造で空気層を持つため断熱性も高く、室内は快適な空間となります。
さらに漆喰は、ph13もの強いアルカリ性を示します。カビやダニが生息できるペーハー値は1〜11までと言われているので、漆喰の強アルカリ性には優れた殺菌作用があることはわかります。 土蔵で保管した古文書などがいつまでも保存状態がよいのは、この殺菌効果によるものです。

加えて漆喰は、ビニールクロスとは違い、静電気を帯びない性質を持っているので、掃除機などの埃の吹き上げを寄せつけません。そのため室内を清潔に保つことができ、ハウスダストが原因で起こるアレルギーなどもしっかり防ぎます。

ビニールクロスを火であぶってみるとどうなるかご存知ですか?
右図のように、真っ黒い煙がモウモウと出るのです。それが一息でも肺に入ったら…。 「あの光景を見たらビニールクロスなんて使えないよ。」棟梁たちは、そう言います。 実は、火災などの時も、焼死してしまう人よりも、燃えた石油製品から出た煙の中に含まれる有害物質が原因で、やられてしまうことが多いのです。
そしてビニールクロスは空気や湿度を通しません。あなたも就寝時に、ビニールをかぶって寝ることはないと思います。それは、湿度や湿気を通さず、蒸れてしまうからです。家も同じなのです。
確かにビニールクロスは、安価で、種類も多く、自然素材の塗り壁に比べれば、お客様からのクレームも少ないでしょう。しかし、本当の意味での「快適さ」「住み心地のよさ」「健康」を考えたら、私たちはビニールクロスを選べません。
スペイン漆喰について詳しくはこちらをご覧ください。


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